ウェブサイトを通じて直接語りかける
- 小泉龍司(以下、小泉)
- みなさんこんにちは。小泉龍司でございます。私のホームページにようこそお越しいただきました。心から感謝申し上げます。今回、私のウェブサイトを改変をいたしまして、できるだけ皆さん方に身近な問題点、様々な情報を取り上げ、私自身を身近なものとして捉えていただけるような、そういうウェブサイトにしたいと考えております。まだまだ未熟なものしかできないと思いますけれども、新しくリニューアルをさせていただくことになりました。それにあたりまして、今日は動画の画像を使う第1回目の対談ということで、政治評論家の森田実先生にお越しをいただきました。率直に皆さん方に語りかけていただこうと企画したわけでございます。森田先生今日はお忙しい中、ありがとうございます。
- 森田実氏(以下、森田)
- よろしくお願いいたします。
- 小泉
- ありがとうございます。本日はよろしくお願い申し上げます。森田先生とは大変親しくさせていただいています。大物の政治家はもうたくさんご存知ですが、私みたいな、駆け出しの政治家にも温かいご配慮・ご指導をいただいておりまして、特にかわいがっていただいているような気がします。一昨年の12月、私の地元の秩父夜祭にお越し下さいました。
- 森田
- すばらしかったです。
- 小泉
- あの、ご夫妻でお越しをいただきまして…。
- 森田
- もう、忘れられませんですね。
生活の現場から始まる政治を目指して
- 小泉
- ありがとうございました。とっても楽しかったですね。おしくら饅頭になりましたけども、楽しいひと時でございました。まあ、公私にわたり親しくさせていただいている先生でございます。是非皆さん、今日はゆっくりと肩の力を抜いて、お話を聞いていただければありがたいというふうに思います。私から問題意識を何点か申し上げまして、順次、先生からお話をお伺いしたいと思っております。前回の選挙で苦杯をなめてから、約1年半経ちました。小さな集会、ミニ集会あるいは一軒ずつお願いに歩くという、草の根の運動をしているわけでございます。その中で特に強く感じますことは、生活の現場に起こっている様々な問題点・不安と、中央の政治、国政の方向性ないし意思決定、これがどうも、感覚としてずれているし、方向性としてもずれているんじゃないか、ずれがどんどん大きくなっているという実感を日々肌身を通して強く感ずるわけでございます。草の根から見たときの中央の政治ということを考えると、現場から政治を始めなければいけない。その現場から始まる政治というのが私の今の思いなんです。なぜ中央の政治と現場がずれてくるのかという、そのあたりの原因、理由をですね、先生とお話させていただきたいというふうに思っております。
マスメディアに影響を受けないメッセージが求められている
- 小泉
- まず一点目でございますけれども、よくも悪くもマスコミの影響力が政治には大きな力を持っております。一昨年の郵政選挙もそうした影響の中、行われた選挙だというふうに大勢の方からご指摘いただいているわけですが、マスコミ、いわゆる新聞、雑誌、テレビといったマスメディアを通じて色々な情報が流されていますが、本当にそれが公正なものか、本当に全部細大漏らさず公平に情報が有権者に伝わっているかと言うと、私は少し疑問があると思っております。一方で、今日このウェブサイトをご覧いただいている皆さん方のように、まあ、うちの娘もそうなんですが、新聞を読まない、テレビも見ない、学校から帰ると、まあ、大学生ですけれど、インターネットを2、3時間は必ず使っている。そう考えると、有権者の側から新聞とかテレビに頼らない情報提供というものにニーズがあるように思います。ちょうどそのニーズが合致すれば、マスメディアの影響を受けない直接のメッセージなり情報が、それを求めている若い世代の方々に伝わっていきます。そういうことで、私は、まず先生にお越しいただきたいと思ったのは、直接、このホームページに来られる方に会っていただきたいという思いでございました。そういう意味で、その、マスメディアというものの影響の大きさ、あるいはその問題点について、先生はどういうふうにご覧になっていらっしゃるのか、その点をお聞かせいただければありがたいと思います。
巨大メディア一体化の危険
- 森田
- 私もマスメディアで生活してですね、もう何十年経つんですが、段々段々ですね、悪くなっていると思うんです。民主主義っていうのは、中心の権力が一本にならないで分離する。三権分立と言っていますのは、行政権力に対しましてね、司法が独立したり議会が独立したりということで民主主義は成り立つんです。それと現代社会において非常に影響力の大きいメディアが独立している、ひとつに固まっていないということも民主主義の条件なんですね。それからメディアそのものが色々あって、それぞれ独自性を発揮するっていうのも、民主主義が成り立つ条件なんですが、日本の場合にはですね、メディアが全部一本なんですよ。たとえば、アメリカでは禁止されておりますけれども、大新聞社と大テレビ局が一つの資本でやっている。これは民主主義に反するということでアメリカでは禁止されていますが、日本では全部一体ですね。しかも同時に新聞社が記者クラブで全部まとまってしまっている。それからテレビ局も全部まとまってしまっている。ですから巨大なメディアが全部一本化しているんです。その上、政府と一体化して、政府の手先のようになってしまっている。政府に都合のいい情報だけが発信されるということになる。そうするとその他の報道がないもんですから今までは。それが、インターネットというメディアが出てきて、小泉さん、今度はいいことを始められたと思います。少しずつ別のメディアが国民に届くようになっているんですけども、今まではもう上からですね、全部巨大メディアが発信するだけです。それが一つの情報しか流さないといういことになりますと非常に偏りますね。偏ってきてしまいます。そうして朝から晩まで同じニュースしか流れないと、同じ情報しか流れないということであれば、人間というものはそれを信じますね。ですから社会全体が公平な見方をできなくなります。その意味で日本社会は危機に瀕しています。つまり別の見方が出てこない。だから色々な考え方が出てこない。そうすると知恵が出てこない。そういうその危険な社会になりましてね、これをなんとか打破しなきゃいけませんが、私は小泉さんの努力は、それをですね、草の根から変えていこうと、草の根から発信していこうというのは非常にいい方法だと思っています。私もまねしたいと思います。
二大政党のポピュリズムの問題
- 小泉
- ありがとうございます。一昨年、私事になりますけれども、郵政解散と衆議院の総選挙の時には、勝った側も負けた側も驚きました。「ああ、こんな事が起こるんだ」と。負けた側より勝った側のほうが驚いたんじゃないかというような結果が出たわけですけれども、ああいう場面を経験してみると、やはりマスメディアの影響の大きさ、知らない間の影響に対して、やはりきちっと対処していく必要がある。ささやかな試みではありますが、こういう直接のコミュニケーションを大事にしていきたいというふうに思います。
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