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「復興市場」を通じて、被災地支援の継続を

text by

小泉龍司

2011.11.01

(1)以前にご紹介した「ふんばろう東日本支援プロジェクト」と連携しつつ、きめ細やかな被災地支援に取り組んでいるのが「復興市場」です。
 ネットにアクセスする方々から被災地に支援物資を届ける仕組みの部分は、「ふんばろう東日本支援プロジェクト」と同じですが、「復興市場」はさらに踏み込んで、支援物資の調達も被災地の中小商店で行おうというものです。
 被災地の商店で物品を購入することにより、被災地の経済復興を支援すると同時に、その物品を被災者の方々に届けることにより、被災者の生活支援を行うという、言わば「二重の支援」の仕組みとして構成されているのが「復興市場」です。

(2)立教大学にお勤めの山崎さんご夫妻が考案して本年5月に立ち上げ、週末に被災地に行き、様々な商店を直接訪ねて、このサイトへの参加商店を増やしてこられました。
 私が「ふんばろう東日本支援プロジェクト」へのサポートを行う中で山崎さんと知り合い、8月に岩手県、宮城県を回った時も、現地で活動する山崎さんご夫妻にお会いしました。
 経済産業省がソーシャルビジネスに対して行っている助成措置を受けることができないか、現在私が同省と折衝中です。
 また、先日はYahooの被災地支援を行っているセクションの方々を私が山崎さんに紹介し、「復興市場」とYahooとの連携の相談が始まりました。

(3)こうした仕組みは本来、国が大規模なネットワークとして立ち上げるべきものであると思いますが、国にはそうしたアイデアやそれを実行する組織はなく、山崎さんが個人として懸命に努力されている姿を見て、私も一生懸命応援しています。
 最近も山崎さんにお会いしましたが、震災から半年あまりが経ち、被災地に思いを馳せる人の数が減り始めたと感じる、と話していらっしゃいました。
 被災地はこれから厳しい冬を迎えます。
 「復興市場」とリンクを張りました。
 皆様方もお時間のあります時に、一度「復興市場」を訪れて頂ければ幸いです。
 どうかよろしくお願い致します。