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平成25年の新春を迎えて

text by

小泉龍司

2013.01.02

平成25年の新春を迎え、慎んでお慶び申し上げます。
旧年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。おかげ様で、新たな気持ちで新年を迎えることができました。
また、新しい一年、どうかよろしくお願い致します。(法律により、選挙の御礼を述べることが禁じられておりますこと、何卒ご理解賜りますようお願い致します。)

昨年の総選挙を経て、再び自公政権、安倍内閣が発足しました。
振り返ってみると、以前の民主党政権のキーワードは「生活」。そして自公政権のキーワードは「経済」。いずれも同じ国民の経済的豊かさを求めながら、議論は噛み合わないまま、総選挙を迎え、また新しい政権が発足しました。
自民党は大勝しましたが、前回の政権交代選挙、前々回の郵政選挙の時のような沸き立つ高揚感はなく、国民は引き続き戸惑いの中にあります。投票率が約10%下がったことに、そのことは如実に現れています。

こうした政治に対する国民の微妙な距離感は、政治全体の経済政策、社会保障政策などの貧困に起因していると考えるべきであると思います。
我が国の国民そして企業は、これまで経験してこなかった複数の要因が絡み合った問題に遭遇し、その進路を見失っています。
人口減少による内需の縮小。新興国の台頭による労働コスト引き下げ圧力。技術革新の進展による雇用の喪失。これらに伴う格差の拡大。高齢者の増加に伴う社会保障費の増大。巨額の財政赤字の累積。エネルギー供給の不定化。これらの要因が互いに影響を与えながら、日本の進路に立ちはだかっています。

今最も必要なことは、こうした問題の本質を掴み、複雑な問題を解きほぐしていくことです。これまでの「定番」の政策を超えて、新たな、しかし地道な政策を練り、それを積み上げていくことです。
短期間に大きな結果を出せなくても焦らずに、国民にその地道な政策とストーリーを説明していくことです。国民経済と生活の実態に迫り、そこを起点として粘り強く再生していく、その努力こそが政治に求められていると思います。

私も微力ではありますが、引き続き、全力で努力して参ります。
本年も変わらぬご指導、ご教示を賜りますよう、お願い申し上げます。

ご家族皆様ともども、良いお正月をお過ごし下さいますよう、心よりお祈り申し上げます。