足利銀行の破綻に伴い、国有化の措置について、12月4日(木)に衆議院・財務金融委員会において集中審議が行われ、小泉龍司が自由民主党を代表して質問に立ちました。主な質疑の内容は次の通りです。
小泉龍司:金融庁が大手並みに深く掘り下げた検査をしたと、足利銀行も当該監査法人も受け止めているようだが、検査の方針が変わったということか。
竹中平蔵経済財政・金融担当大臣:中小や地域の金融機関に対して、検査を甘くすると言ってはいない。資産査定はきちっとやる必要がある。もしものことがあって被害を受けるのは預金者。大手銀行と地域銀行で基準が異なるものではない。
小泉龍司:監査法人が9月期において、繰延税金資産を全額否認したが、3月期の検査の内容と整合性が取れていないのではないか。
伊藤達也・内閣府副大臣:9月期で、監査法人は検査結果を踏まえ、繰り延べ税金資産を計上しても自己資本比率が極めて低いこと、繰り延べ税金資産の変動で債務超過となる可能性があること、今後の収益見込みの一部が過大に計上されていることを銀行に指摘した。銀行と監査法人が協議して繰り延べ税金資産を全額取り崩したと理解している。
小泉龍司:優先株等を保有している善意の(儲けることを目的として増資に応じたわけではない)投資家に対して何らかの配慮はできないのか、大臣の考えを伺いたい。
竹中大臣:投資家の心情を思うと遺憾。関係省庁連絡会議で、資金繰りなどで手助けできるのか話し合っており、しっかり対応していきたい。
こちらより、当日委員会の議事録がご覧頂けます。→ 平成15年12月4日 財務委員会


