この度の参議院選挙において、関口昌一参議院議員は二期目の当選を果たすことができました。本当にありがとうございました。
自民党の、埼玉県で72万という票は、本来の自民党支持の保守層の大きさから見れば、七掛け程度の数字だと思います。民主党が善戦して、自民党が苦戦した背景には次のような点があると思います。
- 経済分野での自由競争が進む中で、政治の分野においても、政党間の「競争」を有権者が求めていると思います。
二大政党制が確立され始めていることを良し、とする世論は5割から6割に達してします。
民主党もまだまだですが、自民党にも深く反省し、根本的に改めるべき点がたくさんあると感じています。 - 小泉総理の政権運営に「驕り」が生まれてきていることを、有権者が見抜いたという点も重要です。
年金法案の強行採決や多国籍軍への参加問題など、国民や国会を後回しにした総理のやり方は、民主国家としてはおかしいと私も思っています。高い支持率が長期間継続したことにより、総理の姿勢に変化が生じ、こうした驕りが生まれたのだと思います。 - 民主党は新しい政党であるがゆえに、若い人材を広く吸収しています。
候補者の魅力によって、民主党が勝った選挙区もあるように思います。
以上のような反省点を自民党がどれだけ真剣に受けとめられるか、という点が今後に向けて最も重要なポイントであると考えます。
民主党は政権を担っていないために「いいとこ取り」をして自由自在に政権批判を行いますが、実際に国全体の政策を、限られた予算の中で行おうとすれば、きれいな言葉だけを並べて済むわけではありません。
しかし、自民党が政権を担っている以上、やはり私がいつも述べている「公平な社会」を実現するために、地域経済や農業、中小企業に光をあてる具体的な、また真剣な取り組みを示していくことが不可欠です。
小泉内閣の「構造改革」は、いわゆる「勝ち組」を生み出し、経済全体にも少し好転の兆しが見えてきましたが、多くの国民がまだその実感から遠いところにあります。
また、社会保障制度についても、財政危機という厳しい現実の中で、公平性と透明性を高めていくための懸命な努力が必要です。
身を慎み、懸命にこれらの問題に取り組んでいく政府・与党の姿勢を国民にわかりやすく示していく必要があるということが、今回の参議院選挙の大きな教訓であると考えます。
私も初心に立ち返り、この選挙結果を重く受け止めて、なお一層の努力を続けて参ります。どうか、これからも末永くご指導ご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。