1010日(火)、社会福祉法人南高愛隣会を視察しました。 

南高愛隣会は、長崎県内で障害者の福祉支援を幅広く展開しており、社会福祉法人として全国で唯一、更生保護施設を運営しています。その更生保護施設「雲仙・虹」においては、高齢又は障害のある刑務所出所者等に宿泊場所を提供するとともに、地域の福祉サービスにつなげるための支援に尽力しています。

当日は、障害のある方々による瑞宝太鼓の勇壮な演奏に迎えられ、更生保護施設内の視察、役職員の皆様との意見交換などを行いました。

私からは、南高愛隣会の方々が社会福祉法人としての強みを生かして罪を犯した高齢者や障害のある人の社会復帰支援に長年にわたり取り組まれてきたことへの感謝を伝えるとともに、生きづらさの解消は再犯の防止にもつながるものであり、法務省としても福祉関係者の方々と連携しつつ、一層の支援の充実に努める旨をお伝えしました。