本庄祇園まつりの「本町天王神輿」の修復が終わり、完成記念式典が盛大に行われました。

明和4年(1767年)製作の「本町天王神輿」は、250年を超える歴史を持ち、その伝統を着実に次世代に継承していくことは、多くの関係者の皆様方の心からの願いであります。

こうした要望を受けて、文化庁は、令和3年度補正予算において、コロナ禍に苦しむ地域の祭りなどの伝統行事の継承を支援するため、「地域の伝統行事等のための伝承事業」として65億円の補助金を計上しました。

私はこれを大きなチャンスと捉え、補助金取得に向けて取り組んで参りました。

その結果、本町では、約1,137万円、本庄市全体では総額約5,100万円の補助金を取得することができました。関係する皆様方のご尽力に心より感謝申し上げます。

今後も皆様方のご要望を踏まえ、文化庁に対して必要な補助金の要請・確保を継続して行って参ります。

こうした修復を行うとともに、地元の皆様方が祭りを楽しみ、大いに盛り上げていただく中で、歴史のある地域の伝統行事が末永くお子さんやお孫さんに引き継がれていくことを心より願っております。