3月22日、本年度予算が成立しました。その中に含まれる国道140号・長尾根バイパス(長尾根トンネル)の新規事業化についてご報告させて頂きます。
長尾根バイパスは、皆野秩父バイパスの現在の終点である秩父蒔田ICから、秩父市内にこれを延伸するため、長尾根トンネル(仮称)を掘削し、公園橋に接続するルートです。合わせて、小鹿野方面から長尾根トンネルへのルートを新設し、それぞれに時間距離の短縮を図ります。
この長尾根バイパス(長尾根トンネル)は、地元の皆様方の悲願であり、平成12年から関口昌一自民党参院会長、道議連の皆様方とともに、国と県に繰り返し粘り強く要望活動を行って参りました。また、平成25年には、自民党・国土強靭化総合調査会長(現・国土強靭化推進本部長)の二階俊博先生にも早期実現を要望し、以後、大きなご尽力を頂いて参りました。
多くの関係者の皆様のご尽力に心より感謝申し上げます。
このバイパス事業の概要は、以下のとおりです。
〇総事業費は、約85億円(うち国庫補助55%)
〇事業期間は、令和4年度~令和13年度
〇秩父蒔田IC~秩父市街地(公園橋西端)の約3.8km(うちトンネル約0.9km)
〇トンネルに接続する小鹿野町方面からのアクセス路を合わせて整備
〇皆野大塚ICから秩父市街地までの所要時間は、30分から10分に短縮。
〇小鹿野町市街地から秩父市街地までの所要時間は、25分から15分に短縮。