昭和六年竣工の秩父橋(旧秩父橋・二代目・遊歩道として活用されている観光名所の一つ)は、老朽化が進み、令和元年八月、橋の健全性について、国土交通省の診断が行われ、「構造物の機能に支障が生じる可能性があり、早期に措置を講ずべき状態」と診断されました。

これを踏まえ、国が最新の知見や高度な技術力に基づいて、設計から施工まで責任をもって修繕を行う「直轄修繕代行事業」の実施を国に強く要望し、その結果、令和二年度から事業化されました(国費43000万円)。

橋の上部工と下部工に分けてそれぞれ工事が進められ、来年三月の完成を予定しています。今後訪れる観光客の増加も期待されるところです。